離婚を考えるきっかけと、法律上の離婚原因は同じではありません。まず、夫婦関係にどのような問題があり、それが離婚の手続や慰謝料などにどのような意味を持つのかを分けて整理します。
「相手が悪いか」だけで離婚条件が決まるわけではありません。
不貞や暴力などが問題となる場合でも、財産分与、養育費、親権・監護などは、それぞれ別のルールで検討する必要があります。
配偶者の不貞がある場合
不貞は離婚原因や慰謝料との関係で問題になります。ただし、証拠の有無、夫婦関係がいつ破綻したのか、不貞相手への請求をどうするかなど、複数の論点があります。
DV・威圧的な言動がある場合
身体的な暴力だけでなく、強い威圧、脅迫、生活費の支配などが問題になることがあります。安全確保を急ぐ必要がある場合には、通常の離婚準備とは順序を変えて考える必要があります。
性格の不一致や長期間の別居など
離婚を考える理由が、必ずしも不貞やDVのような明確な出来事であるとは限りません。夫婦関係の経過、別居期間、現在の生活状況などを確認し、協議・調停・訴訟のどの段階で何が問題になるかを整理します。
離婚の理由を、法律上どのように整理するか分からない段階でも相談できます。
夫婦関係の経過と現在の状況を確認し、離婚そのものと離婚条件を分けて考えます。